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9月 校内研修
平成27年9月14日(月) 校内研修実施 | |
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今日は9月の校内研修を行いました。3校時には2年3組,4校時には1年3組,5校時には1年5組をそれぞれ公開しました。2年3組は「ひき算のひっ算」の発展として,和が3桁になるたし算や3位数から2位数を引くひき算を学んでいました。今回は120円のおこづかいでなるべくおつりが少なくなるような買い物の仕方から,およその数を見通しながら計算する感覚を身につけることがねらいでした。ペアで学ぶ時間には,子どもたちはパートナーと考え方を確かめ合うことができて,安心そうな笑顔があちこちで見られました。また,ワークシートに書かれたことがテレビモニターに映し出されると,友だちの考え方に興味津々で見入っていました。1年3組の算数では「3つのかずのけいさん」の単元で,数の構成を多面的に捉える学習を行いました。4つの数をたし算する課題に出会った子どもたちは思わず「えーっ!」という声が。でも次の瞬間に「よし,やってみよう!」という表情に変わり,それからそれぞれが問題に向き合いました。ペアで学ぶ習慣がすっかり身に付いている1年生。先生がついていなくてもあちこちでペアによる学びの場ができて,どこを見ても数と向き合う子どもたちがいました。1年5組の算数でも「3つのかずのけいさん」の単元を学びました。このクラスでは,3つの数をたし算する式になる問題を,お話形式でつくる活動です。先生が予め作ってきたトンボのお話問題を見て,子どもたちは(早く自分もつくりたいな・・・)という表情になってきました。それからまず,絵を見ながらじっくり考える時間です。どんなお話にするか,条件に当てはまる式になるにはどうするかなど,それぞれが頭の中で想像をふくらませていました。最後にはたし算の意味に迫る問いが発せられました。自分がつくった問題は,合併と増加のどちらか?1年生には難し過ぎると思われそうな問いですが,今日はあえてジャンプの課題として考えさせました。すると,表現は稚拙でも核心にふれる説明が聞かれ,決して難し過ぎる問いではなく,子どもたちのもつ可能性に驚かされました。この問いに出会って子どもたちはよりたし算の意味を深く知ったことでしょう。最後に新たな課題や続きの課題が生まれて授業は終わりました。放課後の協議会では,それぞれの授業について3つのグループに分かれて協議しました。前回の研修で示された課題として,考え方を大切にすること,数や式の意味を考えること,学んだことの意味を振り返ることを思い出しながら,各授業から学んだことを交流し合いました。新たな課題も出てきて,充実した研修になりました。飯能市立富士見小学校から3名の先生方が参加され,ご意見・ご感想をいただきました。ありがとうございました。 |